和歌山に来て家族と過ごすと大阪や神戸にいてインテリアや器といったものを見ている時間との違いを本当に感じます。
いつも頭から離れることのない器の事やインテリアの事お洒落などそんなことが良い意味ですっかり抜けてしまうそんな感じです。
のんびりと流れる時間がそうさせるのかそれともそこにいる人たちの時間の流れがのんびりなのかはわかりませんが明らかにいつもの感じと違うことがわかるのです。
といっても一応什器の事や（こちらは古いものがゴロゴロしているので。笑）古いものを見たりして仕事のことも考えていたりするのですが気がつくとぼーとしたり生産者が集まってできたお店などに行きその日に食べるものやおいしそうなものを探したり温泉に入ってのんびりとすごしたり食べて休んで寝るというリズムの心地よさに癒されているのです。
人らしい暮らしってこうゆうことなのかもしれないなと思います。
食べるものひとつとっても大きなポンカンがいくつも入った大きな袋が180円と安くそして口に入れるとどれも甘くとってもおいしいのです。
その土地で土地のものを食べると本当にこんな味だったの？とびっくりすることがあります。
すごく安くで買った食材があまりにおいしくって少しだけうれしくなりました。
朝起きて家族とご飯を食べそして温泉に行き温泉につかり生産者がやっているお店に食材を見に行き聞いたこともないような魚や食材を見ながら何時間も過ごしたり帰りにおじさんたちがたくさん飲んでいるお好み焼きやさんで持ち帰りを買い地元の酒屋でこれまた聞いたこともないような地元産のお酒を買って家族とのんびり夕ご飯。
たわいもない話で１０時ごろにはおじいちゃんたちは寝てしまいます。
こんな何もない田舎だけれど最近はそんなこの土地が大好きです。
もちろんお店や住んでいる家がある横浜も大好きなのですがまた違ったよさにホッとしているのです。
私にとってここで過ごす時間は相変わらずとても大切でそしてちょっとだけ特別な時間のようです。
あとたった１日だけどまたそんな時間を惜しむようにのんびりと過ごします。
そしてまた横浜に帰って、帰ってきた〜とまた違ったホッとする時間を今度は横浜で過ごすつもりです。（笑）
