木の温かみ。

utsuwa_teon2007-07-03

私は木のカトラリーがとても好きです。
ずいぶんと昔からカトラリーは木のものが多くスプーンなんかは一人暮らしの頃から100本近く持っていました。
木は熱いものを口にする時でも金属のものと違って熱くなってやけどするとゆう事が無く、もし傷が付いても直したりして永く使えるところが好きなのです。
最近はお手入れするのも凄く楽しみ。
使っていくとだんだんとカサカサになっていく木の道具(お盆やカトラリー 器など)。
カサカサしてきたなーと思ったら清潔な布にクルミを入れ、根もとを輪ゴムで縛りクルミをたたいてクルミオイルが出てきたらそれで一つ一つ拭いていきます。
カサカサだった木が艶々してきてまるで生き返ったように変わるところが嬉しくて仕方ないのです。
お手入れをするようになってカトラリーも木の家具のように良い色に変化するとゆう事を知りました。
お手入れをして大事にするとそれに答えるくれる、まるで人間と同じ生き物のようで何だか温かみを感じるのです。
人だけでなく器や物に対してもそれ以外の事も基本全部通ずる所なんじゃないかな?と思います。
うちのお店にも木のカトラリーや器、花器などを作って頂いている川端健夫さんがいます。
川端さんは今年の松本でお会いして(何年か前に作家の城さんの所に行った時連れて行って頂いて軽くご挨拶はさせて頂いていたのですが、、)クラフトの会場にいる間ずっと気になってしまい他の物が目に入らなくなってしまうくらい素敵なモノづくりをされていました。
丁寧な作品にはお人柄や使われる方への思いやりが溢れている様な気がして、うちのお店には絶対川端さんがいないと嫌だなと思い、お願いしておいて頂ける事になった時の嬉しさは忘れられません。
本当に是非一度手に取ってみて頂きたいです。
きっと暖かい木の良さを感じて頂けることと思います。